腰塚哲朗准教授の論文が受理されました

通常、サイトメガロウイルスの胎児への感染は母体が初めてウイルスに感染することで発生します。しかしながら、近年、抗体を持った母体でも起こる場合があることが分かってきました。その場合、母体は元から感染していたウイルスと後から感染したウイルスの両方に対する抗体を持つことになります。今回、後から感染したウイルスに対する抗体が作られなかった例を初めて経験したので、症例報告としてInt. J. Infect. Dis誌に発表しました。このような事象は”抗原原罪説”としてインフルエンザなどで良く知られていますが、サイトメガロウイルスでは初めての報告です。本研究は三重大学産婦人科との共同研究です。

Koshizuka T, Toriyabe K, Sato Y, Ikuta K, Ikeda T, Suzutani T.
Congenital CMV infection via a re-infected mother with original antigenic sin: a case report. Int J Infect Dis. 2018 Oct 16;77:87-89.(In press)